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俺の80年代・高校編 〜クリスマスパーティー・封印され続けた愛のリコーダー〜
一応前回の続きとなるが、「つるちゃん部」発足も1度限りの練習とともに幕を引き、季節はその年の暮れまでぶっ飛ぶ。

俺はその年、「女子」を呼ぶ事を前提としたクリスマスパーティーを目論んだのであった。

男子メンバーは俺、しぶ、つるちゃん、ゆうちゃん。
女子メンバーはしぶの力を借りて引っ張って来てもらった同じ高校の家政科の女子3人(だったかな?)

場所はゆうちゃんの家だ。

ゆうちゃんは小学校からの幼馴染みで、高校は別だったが、ちょこちょこと遊んでいた。
高校になってからというもの、服装の乱れ、ソリ、タバコと、一気にツッパリデビューしてしまっていた。
部屋も学生の夢である「離れ」に作ってある。
酒やタバコ、女連れ込み放題だ。

女子を引っ張って来てもらった「しぶ」だが、ここで最初にハッキリと説明しておく。
「しぶ」は高校入学時には既に「女」であることをカミングアウトしていた。
しぶと仲良くなった時、彼はおかまとして大手を振って生活していた。

「しぶ」は吹奏楽部でサックスやフルート等の管楽器を吹いており、音楽センスも突き抜けていた。
ワム!のジョージ・マイケルにそっくりな甘いマスクであり、当時としては相当に珍しい「おかま」であることも拍車をかけ、とにかく女子には広く人気があった。

話題の人だったのである。


「ゆうちゃん」と「しぶ」という超・強力な両翼を味方に、なんでもできると信じていた。
なので、クリスマスパーティーのひとつやふたつ、楽勝なのである。(昔からパーティー好きであった)

今回のパーティーで、場所を提供してもらう関係で、「しぶ」と「ゆうちゃん」は初顔合わせとなった。
つるちゃんに関しては、俺もゆうちゃんも同じ中学だったのでとりあえず顔見知り程度だったと思う。

とにかく男同士のそんな事情なんて知ったこっちゃない。

俺は女子とクリスマスパーティーがしたかったのだ。

そしてあわよくば、その夜「男」になりたかったのだ。

高校の頃はずっとそんな事ばかり虎視眈々と考えていた。

極めて健全な高校生。。



「しぶ」と「つるちゃん」はこれも何故か以前から仲良しで、自然、俺たち3人は高校でつるむ事も多かった。

ゆうちゃんは他校でツッパリデビュー組だったが、別に俺らには昔通りで、おもしろくて、どんなにいじられてもニコニコして受け身に周り、懐の広さを見せ続けた。

なので急に今回みたいにクリスマスパーティー開くから部屋使うぜ、と言っても最初に少し難色こそ見せたものの、当時の俺の無茶なゴリ押しであっさり開催という事になった。

俺がやると言ったらやるのである。

でもゆうちゃんは、当時、見た目が相当怖くて、チャリで他校の生徒とガンを飛ばしながらどちらが道を譲るか、みたいな勝負で3年間負けた事がなかったという。
ほとんどの場合、向こうの奴らは複数で、ゆうちゃんは一人だったらしいが、最後の最後で相手の奴らはビビって道を譲ってしまうという事であった。

ゆうちゃんにその強い眼力で睨まれると、ほとんどのツッパリ達は本能的に「ヤバイ」と思い、争いを自ら回避してしまうらしい。

本当は優しい人なのに。。笑



さて、こうしてメンバーが揃い、クリスマスパーティーがいよいよ始まろうとしていた。

夕方くらいから俺たちはゆうちゃんの部屋に集結し、会場設営を始める。

しぶが呼んだ女子達は7時くらいに到着するという事だった。

まずはクリスマスツリー。

しかしそんな気の利いたものはゆうちゃんの家にはない。


ならば。


と、誰のアイデアだか忘れたが、ゆうちゃんの家の裏庭に生えていた細い竹をカマで伐採し、背丈数十センチほどのクリスマスツリーを飾る事になった。

まるで七夕だ。

あとは酒(缶チューハイ)、つまみ、カラオケ用のラジカセとマイクを用意して、ゆうちゃんの部屋の中央にテーブルを組む。

準備完了、あとは女子を待つだけだ。

ドキドキ・・

わくわく・・

そして女子チーム到着。


うをっ!?

な、ナント。。

不細工なひとたちばかり。。汗

膨らみきった期待と俺の下半身が、ガラスの破片のように壊れ散り始める。

し、しぶ〜...

俺の心の叫びをよそに、女子達はキャーキャー騒ぎ始めている。

とりあえずみんなで飲めもしない酒を飲み、下手なカラオケを歌い、エッチな質問とかしたりしてなかなかに高校生らしいパーティーとなった。

宴もたけなわ、女子たちはそろそろ帰ると言い出し、それなら男が送って行こう、という事になり、チャリ並走で送り狼にすらなれずに女子を送って行った。

確か寒い夜空には雪が舞い始めていた。

その夜はゆうちゃんの家に俺たち男チームは泊る事にした。

クリスマスだったからもう冬休みだったと思う。

俺もゆうちゃんも酒と騒ぎとチャリ運動の末、あっという間に落ちてしまっていた。

翌昼、頭痛で目が覚め、しぶもつるちゃんも朝のうちにいつの間にか帰ってしまっていた。

ゆうちゃんが母屋からラーメンを作って部屋まで持って来てくれた。

インスタントラーメンだったが、とてもうまかった事を覚えている。

そのあと、またダラダラと眠っていた。


。。。そんな高校生らしいクリスマスパーティーだったように記憶していた。

つい5年程前までは。



5年前に、しぶが突然、この町に帰ってきたのだった。
高校卒業以来、ずっと努めていた自衛隊を辞めて。

色々と訳ありだったのだが、まあ、ちょっと精神的に患っていた。
こちらには実家に、僅か3ヶ月程滞在していたのみで、その後、行方不明になってしまった。

その3ヶ月の間に、色んな話をした。
20年分のつのる話の数々。


その話の中で、今回のクリスマスパーティーの「衝撃の舞台裏」の存在を初めて知らされたのだった。


実はあのクリスマスパーティーの夜、しぶとつるちゃんはなんと「結ばれて」しまったのだと言う。

あの頃、ふたりは密かに両想いであったらしい。

俺やゆうちゃんは、しぶをダシにして女子を連れ込み、ギッヒッヒッヒ・・

のつもりであったが、ダシにされたのはなんと俺とゆうちゃんの方だった。

酒を死ぬ程飲まされ、ぐっすり眠ったその側で、しぶとつるちゃんはさらに熱いクリスマスを過ごしたというのだ。

しぶがオネエである事は知っていたが、まさかのつるちゃんまで・・・!?



俺は興味本位でしぶに尋ねた。

「で、その、最後までやったの・・・?」

の質問に対し、結局つるちゃんとは最後まで行かなかったという事であった。

お互いに奉仕し合って満足したらしい。



奉仕?

奉仕って、、どんな??


という下衆な質問にもしぶはちゃんと回答してくれた。

文章で書くのもアレなんでここはイラストにて各自想像力を使っていただきたい。





20数年間ベールに包まれていたこの衝撃の事実を、後にゆうちゃんにも報告した。

ゆうちゃんもこの件については大いに衝撃を受けており、

「俺の部屋でそんな事が。。20年間もそれを知らなかったなんて。。」

何故か感無量、といった様子であった。


ここにまた、青春の1ページが閉じられる。


今日の格言 [ひとさまのいえで笛ふくな]

【2014/02/14 00:32】 | 青春時代 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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